コーヒー・ビールの話

千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療メタルフリー治療矯正治療歯周病治療インプラントの治療を行っております。








2015.2

御嶽山が噴火 みなさん、いかがお過ごしですか?新年初のニュースレターです。この形式になって、9年。前の形式からすると10年と6ヶ月。長く発行していますね。患者さんの中には最初から全部ファイルして取っている方もいるようです。ありがたいことです。私はネタに詰まったときは、昔のニュースレターを読んでいます。意外と面白くて延々と読んでしまうこともあります。(笑)ネタをジャンル分けすると、近頃減りつつあるのが「歯科のネタ」。ニュースレターは「うちのカラーが好きな患者さんを発掘するための戦略の一つ」のつもりだったんですけどね。どんどんと違う方向に行ってます。けっこう多いのが「食べ物ネタ」。まあ、料理が一番の「趣味」だからかもしれません。たぶん数として一番多いのが「健康ネタ」。15年ぐらい前に家内が死にそうになったところから私の健康オタクは始まったんですけど、終わること無くそのまま引きずっています。それ以外は鹿児島時代の話や旅行ネタです。昔の話を読むと当時の情景が思い出され、忘れていたことでネタに活用できることを発見します。今回もそんな感じの話です。

ひとこと その81 コーヒーの話

コーヒーの話 大学生になった娘がコーヒーショップでアルバイトを始めました。コーヒーショップならちょっとカッコいいし、それほど女子力が必要じゃないからね。(笑)我が家では私以外はミルクティでしたが、仕事上コーヒーにも興味をもったようです。私も大学時代に建築学科の友人の部屋でマメを挽いてコーヒー入れていたのが、その後のコーヒー好きのはじまりだったんだなあと思い出しました。今から40年ぐらい前、高校時代(昭和50年代前半)に「喫茶店に行く」って「不良」のすることだったような気がします。たぶん、そういう「文化」のないマジメな進学校だったからね。(笑)
 そういうマジメな私も浪人時代にタバコを吸うようになり、喫茶店に行くようになりました。ちょうどマイルドセブンが発売になった年です。縁あって鹿児島に行くことになり、自炊可能な部屋を探しました。大学まで歩いて10分、ダイエーまで5分、松ノ湯という銭湯まで3分、市電の電停まで4分、使ったことなかったですが、JRの駅まで5分のポジションでした。そこに新入生が3名、私以外の二人は福岡修猷館高校卒、一浪生で同い年でした。一人は医学部、一人は工学部建築学科の人間でした。建築の男となぜか気が合い、夜中に彼の部屋でジャズのレコードを聴きながらコーヒーを飲んでました。コーヒー豆はマンデリンが多かったです。タバコは缶ピース。彼の部屋では両切りのピースを吸いました。葉っぱが唇に着かないように吸うのは難しい。(笑)以前に書いたように(ニュースレターVol.4)模型制作の手伝いをし、料理を作ってアパートの数名で一緒に食事したりして、過ごしました。鹿児島を離れ、こちらに戻って来てからはそれほど凝るわけでもなく、自宅でいれたり、スタバのコーヒーを飲んで満足していました。

コーヒーの話 コーヒーが急に身近になったのは、あのブルックスコーヒーを買うようになってからです。独自のドリップバックは非常に便利で、個別包装していて、マメも新鮮です。コレにしてから、多いときは診療所で2〜3杯、自宅でも1〜2杯飲んでいました。購入するマメは結局、有機栽培ブレンドに落ち着きました。それが去年から、セブンカフェにハマリました。ここ数年、朝御飯を食べない「半日断食」をしていたんですが、ゴルフのラウンドしてると、昼前に非常に空腹を感じます。さすがに、肉体労働ですからね。ゴルフに行くときは高速に乗る前に、セブンイレブンでサンドイッチとセブンカフェのホットを買います。このコーヒーが美味しい。デニーズでも同じマメを使っているようですが、挽きたてをいれるんで、コンビニの方が味が良いです。夏に都内をフラフラするときは、アイスコーヒーが最高です。点在するセブンイレブンで飲み終わった容器を捨てて、次の新しいアイスコーヒーを買う。

コーヒーの話  その昔、コーヒーは喫茶店で1杯500円払って飲んでいました。それがドトールで200円になり、セブンで100円になりました。デフレ傾向一直線のコーヒーでしたが、先日DANCYU ONLINEにブルボン ポワントゥというバカ高いコーヒーが売りに出ました。100gで8000円だそうです。あまりの値段の違いに興味を引かれ、思わず買ってしまいました。UCCのHPに立派な説明コーナーがありますので、興味のある方は御覧ください。「幻のコーヒーを復活させ、数年前から少数限定発売!」って感じ。弱いです、そういうのに。UCCのコーヒーショップでは1杯2500円で飲めるそうです。このコーヒー豆は18世紀にフランス国王ルイ15世が寵愛したそうですが、その後災害により生産されなくなりました。それをUCCが中心となり2006年に復活させたんだそうです。思わず注文して、期待して待つこと数日。立派な箱が届きました。陶器のケースに入った100g8000円の豆の味は・・・。ちょっと酸味が強いですが、美味しいです。そう思わざるを得ない値段だし。たしかにイイ値段ですが、飲んだ人に多くを語らせるだけのストーリーがあります。

 たぶん、これを読んでいる方でコーヒーに一家言を持つ方は、多いと思いますので、あまり書きません。コーヒー豆って乾物ですから、ある程度保存可能なんでしょうが、緑茶の新茶のようにフレッシュな豆は美味しいんじゃないでしょうか?沖縄でコーヒー豆を作っているようです。是非、現地で新豆コーヒーを飲んでみたいです。

ひとこと その82 「ビール」の話

「ビール」の話 今、クラフトビールと呼ばれるビールが流行っているようです。観光地で作っている地ビールの進化発展系の呼び方なんでしょう。ネーミングとブーム作りだけで売れるワケじゃないでしょう。なぜ急にメディアが騒ぐのか?たぶん、28年度以降に実施される酒税一律55円への布石でしょう。  みなさんは発泡酒がなぜ安いか、第3のビールがなぜさらに安いのか、知ってます?同じ量で見た目も同じ、5〜6%でアルコール含有量は同じなのに・・。そうです、酒税が違うんです。350mlでビールは77円、発泡酒は47円、第3のビールは28円です。ビールと第3のビールでは実に1本で49円も違う。晩酌に2本飲むと税額差はなんと98円!しかし、28年度以降はその差額がなくなり、一律55円になります。税額が一緒なら、味で勝負!と思うメーカーも出てくるでしょう。味にこだわる中小ビールメーカーが参入するチャンスです。

「ビール」の話  ビールメーカーは通常、水のきれいなところに工場を建てますが、なぜかサッポロビールの工場が船橋の東京湾沿いにあります。ジンギスカンやバーベキューができるレストランも併設されているので、行ったことのある方も多いでしょう。「ビール工場のビールは美味しい!」って言うけど、どうなんでしょうか?近頃、大メーカーでもいろいろな味のビールを出し始めました。黒ビール、色の薄いビール、小麦のビール、ホップの違うビールなどなど。ジャニーズの嵐がCMやってますね。他に海外から輸入されたビールもあります。ビール専門店で1杯900円とかね。美味しいけど高い。(笑)

「ビール」の話  日本人的にはビールは工場で作るモノですが、もともとの発祥地であるメソポタミアでは家の中の瓶で作るものでした。泥の混じったチグリス・ユーフラテス川の水をそのまま飲むことはできません。しかし、ビールにすれば酵母が泥や雑菌を沈殿させて、安全な上澄みを飲めたのでしょう。日本でも戦後、闇でドブロクを作っていた時期もあります。自作はあれと同じです。ビール制作キット があれば、自宅でも簡単にできます。東急ハンズやネットから手に入れることができます。 鹿児島にビールを自作している友達がいます。たまに彼からもらうんですが、ホントに美味しい。

「ビール」の話  ところで、ビールと発泡酒の違いを知ってます?ビールはドイツが有名ですが、1516年バイエルン公ウィルヘルム4世がビール純粋令という法律を制定しました。「ビールは麦芽、ホップ、酵母、水のみを原料とする」という法律です。これはドイツ国内では今でも有効な法律です。当時は主食である小麦を使ってビールにすることを禁ずる目的と質の悪い副原料を使わせない目的もあったようです。日本では麦芽が66.7%以上入っていればビール、それ以下は発泡酒。作り方は同じだけど、原料が違うんです。 第3のビールはカラメルで色付けした水にアルコールを添加したものです。甲種焼酎で作る「サワー」みたいな感じです。

「ビール」の話  日本の工場生産ビールでも一番搾り、モルツ系が好きな人とスーパードライ系が好きな人に別れるんじゃないでしょうか?味の違いは副原料にあります。ビールの缶に書いてある原材料のところを見てください。スーパードライは「麦芽、米、コーンスターチ・・」って書いてあると思います。100%麦芽では、もったりした感じが抜けないんです。さらに、バイオで作りだした酵母じゃないとあそこまでアルコール発酵出来ないんじゃないでしょうか?分解されない糖分が全くない感じです。ああいうビールは手作りじゃ造れない味です。

 作り方は大麦を発芽させ、乾燥させます。その麦芽を煎って、砕いて、鍋で煮ます。ここにホップを入れて、濾した液体に、イーストを入れます。ここまでが一次発酵。約1週間で泡が出なくなるので、瓶に詰めます。このときに2次発酵のために少量砂糖を入れます。そのまま約3週間待てば完成です。これが基本のレシピですが、大麦を扱うのが面倒なので、水飴状になったモルトベースが多種類売っています。キットにも缶詰のモルトが入ってます。ホップも世界各地で生産されたモノが売っています。ホップは女性ホルモン類似物質を多く含むので女性には非常に優れた効果を発揮します。ヨーロッパではホップ摘みの少女の成熟が早いことは有名です。(笑)

「ビール」の話 キットは15000円ぐらいです。瓶は通常のビールの中身を飲んで、キープしておけばタダです。計算上の話ですが、10L(中瓶20本)あたり2000円ぐらいです。原価1本100円です。ホップに凝ったり、副原料に蜂蜜や黒砂糖など高価なモノを使うととっても美味しくなりますが、その分原価が高くなります。フルーツジュースを加える「フルーツビール」も美味しいようです。まさに女性好み。 ビールキットにはアルコール度数1%の作り方が書いてありますが、もしも、計算間違いをしてしまい、濃度が変わってしまうと通常のビールと同じ5%になってしまいます。これは失敗作ですから、廃棄した方が良いかもしれません。 安全な女性ホルモン類似物質がタップリ入っていて、若返り効果が期待できますが、失敗作です。お肌ツヤツヤになり、生きた酵母の働きにより腸内細菌にも良い影響を与え、さらには味も最高な失敗作の手作りビールを冷蔵庫に一時的に保管してみませんか?本来、廃棄すべきモノを間違って、愛する旦那様が飲んでしまうかもしれませんが、多少酔う程度の害しかありませんので安心してください。

 しかし、もしも、この失敗作を販売した場合はすぐに警察がやってきますので、充分にご注意ください。(ホントです。酒税法違反です。けっこう罪は重いです。)

編集後記 例のバイオレゾナンス医学会で「ガンが治る」方法を教えてもらいました。このネタを書こうかどうか考えているんですけど、こういう究極的なネタって面白くないですよね。だって「腹八分目にすれば肥満は治る!」って言っても誰もそのとおりにしないしね。(笑)それに「ガンで死ぬ」ことはそれほど悪いことじゃない風になってきてますよね。だって、人間はいつか死ぬから。原因が交通事故であったり、病気であったり、テロに巻き込まれても死ぬことがあります。悲しいことではありますけど、自然の摂理がちょっと不自然にやって来ただけです。以前に大隈重信のことを書いたことがあります。彼は早稲田大学の創設者です。爆弾テロで片足を失いましたが、生き残りました。同時代に生き、ライバル視していた伊藤博文がハルビンで銃弾に倒れたとき「なんと華々しい死に方をしたものか」と羨みつつも悲しんだそうです。不謹慎な言い方かもしれませんが、人には生き方があるように死に方もあると思います。孤独死のニュースを見て「ああいう死に方はしたくない!」と言う人がいます。尊厳死を認めている国に一族で行き、家族と手を取りながら死ぬお金持ちもいます。死んだ人はイイでしょうが、家族は迷惑かもしれません。(笑)うちの母方の家系は女性は長生きです。もうすぐ100歳になる母親の叔母の口癖は「まだお迎えが来ないよ!」ウチの歯医者に来るたびに聞いています。開業当初からですから、25年になります。それでも冬になるとインフルエンザの予防注射をマジメに受けに行きます。高齢者は一番かかりやすいですからね。予防できる可能性がゼロじゃないから・・・。でも、余計に「お迎え」が来なくなるような気がしますけど・・・。(笑)
編集後記2 変なタイトルの本を読みました。「スピリチュアルと物理学」です。著者は九州大学工学部卒、大学院で原子核物理学を専攻して一般企業に勤務中に突然倒れます。薬物治療を一切拒否し、自宅で治療法を探し、いわゆる「怪しい系」を徹底的に調べ、治癒しました。そして結局そっちが仕事になりました。「物理学者のセラピスト」が肩書きです。(笑)私は、今まで量子力学を断片的に知識として知ってはいても、それが気功治療やアロマなどの「怪しいけど有効な治療」とどういう関係にあるのかが納得できていませんでした。「今我々が目にしている世界は全体のエネルギーの1割程度で、残りは目に見えない世界にある」ってほとんど証明されているんです。これ、宇宙的に正しいんです。よく「目に見えないモノは認めない!」なんていう頭の堅い人がいますね。これは90%間違いです。視界の10%しか見ないで車を運転しているようなものです。「超ヒモ理論」って聞いたことあるでしょ。すべての物質は波でできているんです。般若心経にある「色即是空」を量子論的に言えば「物質(色)は、これすなわち波動(空)である。」となります。相対性理論によれば物質とはエネルギーですから「物質(色)は、これすなわちエネルギー(空)である」ということです。音に振動数があるように、物質にも「固有振動数」があります。音はその波を打ち消す波を合わせれば聞こえなくなります。それと同じで病気の原因も波として表すことができます。それを打ち消す波を与えれば病気はなくなるんです。あとは治癒力を邪魔する口腔内金属や細菌、化学物質などをなくせば、自然と治癒するはず。だからといって、永遠に死なないわけじゃありません。天命を全うするまでね。
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