インフルエンザワクチン・千葉県千葉市美浜区稲毛・稲毛海岸の歯科医・歯医者・かとう歯科

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2012.12

インフルエンザ 皆さん、お元気ですか?あっと言う間に12月に入りました。 今年も残すところ 1ヶ月です。 ここ1週間、寒さが本格的になりました。 そろそろインフルエンザの 季節です。 空気が乾燥してくるとウィルスがどこからともなくやって来て、発症す るんです。 みなさんはもうワクチンを打ち終わりましたか?さあ、今年は当たるん でしょうか?えっ、宝くじの話?いえいえ、ウィルスの型が当たるかな?という話 です。 A香港、Aソ連、B北京、C東京・・・?そんなのあったっけ??宝くじなら外 れたらゼロですが、ワクチンはどうなんでしょう??これからインフルエンザワク チンを打とうと思っている時代遅れな人はいませんよね。 今さら私が何を言っても 大丈夫ですよね。 これを読むと行く気がなくなりますよ。 (笑) インフルエンザワクチンを打つとどのぐらいの確率で効果がある思います??80%?60%? もしも20~30%だったらどうでしょう?「ホントは不明」って言われたらどうします? なんでインフルエンザワクチンだけ毎年打たなくちゃだめなの?? 不思議ですよね。 でも、誰 も疑問を持たず、けっこう高いのにわざわざ会社休んで打ちに行く謎のワクチンの話です。

院長 加藤昭浩

ひとこと その57 「インフルエンザワクチンは打たないで」って、言われても・・・。

ミートソース 今回はむかしむかしの医療の話です。 あなたは体育館に集まって列を作って集 団接種したことがありますか?。 もう世代が違うかなあ・・。 1962~1994年ま でに小学校に行っていた世代の方はインフルエンザワクチンを集団接種していた はずです。 私の頃は今みたいにディスポじゃなくて、1本の注射筒で3人ぐらい 回し打ちしてましたからね。 今なら即刻アウトですよね。 医療過誤で訴訟が起きます。 ウィルス性肝炎にならずによかった・・。
先日、友人の内科医に勧められて「インフルエンザワクチンは打たないで!」 という本を読みました。 さらに続編の「インフルエンザワクチンはいらない」も 読んでみました。 著者は国立公衆衛生院疫学部感染症室長という肩書きを持って いた女医さんです。 本にはいろいろと面白いことが書いてあります。 前著は絶版 になりましたが、後ろの方は新書で出ています。 是非読んでみてください。
日本でのインフルエンザワクチンの歴史は第二次世界大戦後、進駐軍の薦めで郵便、鉄道などの公 共性の高い公務員にインフルエンザワクチンを打ったのが始まりです。 しかし、全く効果なく大流行 がくり返されました。 御上は「ワクチンが弱いから、公務員に打つだけでは効かない。 だから『カ ゼをまき散らす』子供に打つことで大流行を防げる」という仮説を立てて集団接種を実施しまし た。 これを「学童防波堤論」といいます。 効かない理由を不完全な接種にあるとしたわけです。 当時 はインフルエンザウィルスが変異することは知られていませんでした。 しかし、どれだけ学童の接種 を徹底しても、ワクチンは全く効果なく大流行はくり返されます。 もしかしてインフルエンザワクチ ンは効かないんじゃないかと疑いが出始めた1979年、群馬県前橋市の子供が集団接種後、副作用で けいれんを起こしました。 校医であった医師と前橋市医師会は国に認定を求めますが却下されま す。 これを機に前橋市医師会は集団接種をやめる決断をします。 前橋市医師会は接種を止めるだけ じゃなく、接種を続けている周辺地域と取りやめた前橋市のインフルエンザ感染の比較を5年間に 渡り徹底的に行い、報告書にまとめました。 通称「前橋レポート」と呼ばれるものです。 これによ りインフルエンザワクチンを打った地域と打っていない地域の流行の大きさに差がないことが証明 され、インフルエンザワクチンの有効性は完全に否定されました。 この結果、学童への集団接種は 1994年取りやめになりました。 しかし、厚生省は「個人には効果がある」と言いだし、ハイリスクグループ(有病者、高齢者)への接種をすすめるようになりました。 しばらくするうちにSARSや鳥 インフルエンザ問題が起こり、インフルエンザワクチンに追い風が吹き、出荷量は復活します。 鳥イ ンフルエンザと人間のインフルエンザは全く遠いウィルスなのに、さ らにはSARSなんて全く関係ない病気なのに、です。 2001年に予 防接種法が改正され、65歳以上の高齢者に補助が出るようにな り、厚生省とワクチン業界の思い通りになっていきます。 ワクチンってそんなに毎年打たなくちゃいけないんですかね?みな さん、毎年BCG打ちます?おたふくかぜは?麻疹(はしか)はどう でしょう?打たないですよね。 なんで打たないんでしょう?それは強 い免疫ができるからです。 でも、インフルエンザにはなかなか免疫が できないんです。 その理由はウィルスが常に姿を変えているからで す。 ある人がインフルエンザにかかり、なおった頃には違うウィルス に変異していることもあるそうです。 そんなに変わり身の早いウィル スに対し、毎年予測して作ったモノがその年のインフルエンザワク チンです。 まあ、当たらないですよね。

インフルエンザ この本を読んでいて、世の中の常識のように語られている「ウソ」 を私も信じていたことに気づきました。 この本の中では「4つの嘘」として書かれています。 1, 「インフルエンザは死に至る病 だからワクチンが必要」
2,「20~30%は効く」
3,「ワクチン を打つと重症化を防ぐ」
4,「家族や他人にうつさないためにワクチンを」の4つのウソです。 さす がに常識として、1はウソだと知っていましたが、2,3,4は「なんとなくそうかな?」と思って いました。 2に関してはどう思います?麻疹ワクチンは85%程度有効だそうです。 そもそも「2 0%」の意味は、100人のうち20人発症したとして、20人のうちの20%である4人減ると いう意味です。 だから100人で4人ということです。 さらに「20~30%」程度ならプラシーボ 効果でも充分に起こる可能性があります。 「プラシーボ効果」とは「偽薬効果」とも言い、「薬を 飲んだ!」と思い込むことで効果を発揮してしまうことです。 現在ではこれを防ぐために本物の薬と 偽物の薬を用意して二重盲検法という方法で調べたデータのみを科学的なデータとします。 実際には グループを任意に二つに分け、片方には本物のワクチンを、もう片方には有効成分を抜いた偽薬を使 い、感染、発症、予後を検査して統計処理するわけです。 この実験を実施するには倫理的に問題が あります。 「ウソ」という理由は「効いたかどうかが、そもそも計測不能」という意味です。 しか し、「前橋レポート」の統計調査からワクチンの有効性は否定されています。 3の「重症化」とはイ ンフルエンザ脳症や高齢者の肺炎の意味でしょうが、そもそもインフルエンザの高熱により発症す るインフルエンザ脳症は防ぎようがありません。 4に関して面白い事実が見つかりました。 インフル エンザには不顕性感染が存在することが「前橋レポート」で明らかになりました。 不顕性感染とは 症状が出ないまま感染が起きることです。 不顕性感染でもウィルスをまき散らすことができます。 他人にうつさないためにできることは、部屋に閉じこもり治るまで出てこないことです。 インフルエンザにかからないためにはどうしたらよいのでしょうか?「予防のためにうがいしま しょう」というのもほとんど効果が無いようです。 ノドの粘膜に着いたウィルスは30秒から1分で 細胞内に入りますから、常にうがいをし続ける必要があります。 マスクの穴はウィルスよりも大きい ですから、マスクは社会的なエチケットということでしょう。(笑) 「今年受験なのにどうしよう!」と思っている方も多いかもしれません。 悲しいけど、ワクチン を打ってもほとんど効果は期待できません。 「気合い!」で防ぐのと同程度ですから・・。
(笑) 今さらですが、 一番確実な予防法は前年にかかっておいて抗体価を上げておけば5年程度はかかり にくいことがわかっています。 運悪く試験期間にかかってしまったなら、浪人中はかからないでしょ う。 でも、浪人は4浪までですけどね。(笑)

そんなに同業のお医者さんの邪魔しないで良いんじゃないかと思っている方も多いでしょう。 私 がこのネタを取り上げる理由があります。 実はこのワクチンにはウィルスを壊す薬としてフォルマリ ンが、消毒薬としてチメロサールという有機水銀化合物が使われているからです。 私の長年の敵であ る「水銀」が入っていることが理由でこんな文章を書いているんだなと推察頂ければ幸いです。 一部 に水銀の使っていないワクチンも出ていますがまだまだ少量です。 もしも打つならば水銀を使ってい ないワクチンかどうかを医療機関に尋ね、しっかりと探してから打った方が良いと思います。 こういう現実に国の態度はどういうものなんでしょう??国立感染症研究所のHPにある「インフ ルエンザQ&A」にはワクチンの効果について「健康被害を最小限にとどめることが期待されてい る」と書いてあります。 「効く」とは書いてありません。 「期待する」です。 さらに「1) 1歳未満 児については対象数が少なく、有効性を示す確証は認められなかった。 2) 1歳以上6歳未満児につ いては、発熱を指標とした有効率は20ー30%となり、接種の意義は認められた。 」と書いてありま す。 プラシーボ効果以上には効かないと認めているんです。 「気合い!」と同等です。 (笑) 日本では幼児は2回打つことになっていますね。 アレルギー感受性の高い幼児に年に2回も打ち 続ける意味はあるんでしょうかね??絶対数は少ないですが、毎年副作用で苦しむ人が出ます。 約1 0万分の一と言われています。 これが多い数字なのか少ないのかはわかりません。
お医者さんはプロですから、インフルエンザワクチンが効かないことは知っています。 中にはイン フルエンザワクチンを打ちたくないと思っている先生も多いでしょう。 でも「打ってくれ」という患 者さんに対して「効かないからやめなさい」と説得し続けていると、きっと1シーズンで胃潰瘍に なってしまいます。 だから、何も言わずにワクチンを打ち続けるお医者さんが多いんじゃないかと思 います。 責めるつもりはまったくありません。 こういう状況ってけっこうストレスになるんですよ ね。 私も以前は患者さんにパラジウムの害を蕩々と語っている時期もありました。 しかし、国が認 めているモノをダメと言うのは大変なことです。 今では「保険で」という患者さんには説得も何もせ ず、金銀パラジウム(金パラ)を使っています。 とても悲しい現実ですが、社会全体の理解を得られ るまでは地道にニュースレターで世の中に発信していこうと思います。

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