代替医療・ホメオパシー・千葉県千葉市美浜区稲毛海岸(稲毛)の歯科医・歯医者

千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療メタルフリー治療矯正治療歯周病治療インプラントの治療を行っております。








2010.8

 皆さん、いかがお過ごしでしょう?
この夏の猛暑に多くのエアコンが壊れたようです。うちの診療所のエアコンも9月17日にウンともスンとも動かなくなりました。とりあえず、今まで管理していたガス会社に見てもらったら、30万円掛かると言われました。「ええっ!ぼったくりだろ!」腹が立ったので、ネットで調べてみると業務用天井取り付けタイプでも30万円出せば新品が買えます。じゃあ、良い機会なので交換しよう!と、業者に頼んだら「先生!今、日本国内に新品の室外機は1台もないそうですよ。」「・・・」
 幸いにして、9月18日は涼しく、19,20日は休みで高松の日本歯周病学会にいってました。21,22日は扇風機でなんとかしのいで、23日は秋分の日。24日は朝から気温が上がり、午前中はなんとか扇風機でしのいで、昼休みに修理をして、動くようになりました。別業者に依頼して、壊れたであろう部品だけ交換したら復活しました。あ〜、午後からは天国でした。
 「よし、これで残暑が長くても大丈夫!」と思ったら、翌25日から涼しくなってしまいました。たった半日のための25000円でした。うーん、今年の冬をどういう状態で過ごすか、最大の懸案事項です・・・。

千葉市のインプラント専門歯医者  定期検診においでの女性の方へのポーチプレゼントは好評につき、10月中に来ていただいた方まで差し上げようと思っています。10月以降は新患さんをご紹介いただいた方へのプレゼントとして手作りマルセイユ石けんと共にラインアップさせていただきます。幻のキティちゃんポーチも用意します。歯を大事に思っている方を御紹介ください。
 前回のニュースレターにも書いたとおり、ポーチのプレゼントは当初8月の中旬で終わりにしようと思っていました。しかし、私が想像する以上に私が作ったことに驚かれる方が多く、また、プレゼントを喜んでもらえることが嬉しくて、何度も津田沼のユザワヤまで出かけました。当初は女性の化粧品などの小物用を想定していましたから、大きめのモノを作っていました。余り布で最小サイズを作ったところ、非常に人気でした。これほど小さいサイズは世の中に売られていないようです。外出時のアクセサリー入れ、iPod入れ、コンタクト入れ、USBメモリ−などなど人により使い方はいろいろでした。
 今回のポーチプレゼントで多くの方に「先生、器用ですね!」とほめていただきました。その言葉のおかげで3ヶ月作り続けることができました。でも、なにか釈然としません。同じ人間がポーチも作っているし、歯の治療もしているのに、この20年間、誰一人として私の治療を「器用」とほめてくれた人はいません。「・・・・。なぜ?」

院長 加藤昭浩

ひとこと その38 中華料理

中華料理  近頃、中国とは政治的に問題がありますが、私は中華料理が大好きです。たぶん母親の影響が大きいのでしょう。その昔、母親は千葉市内にあった銀座アスターに良く行っていました。一人で買い物に出ると必ず「五目焼きそば」を注文していました。私も食紅で赤く染まったチャーシューの甘い味は今でも覚えています。父親も味にうるさい人でしたので、横浜中華街に連れて行ってくれました。今でもたまに行くその店は老舗なんでしょうか、中華街の真ん中にあり、いつも安定した味です。叉焼が店の窓にぶら下がっています。調べると焼き物で有名な店でした。
 鹿児島生活を経て、千葉に戻ってきて1年間だけ勤めた歯科医院と同じビルに赤坂四川飯店の支店がありました。マネージャーが患者さんだったので、よく御世話になりました。初めて食べた担々麺は今でも大好きです。どうやら私は辛い味が好きだったようです。麻婆豆腐、乾焼蝦仁(エビチリ)、棒棒鶏などはもともと四川料理ですが、四川料理というよりも中華料理の定番メニューになっています。

中華料理  いろいろ言う割に私は本場の中国料理を食べた回数は少ないです。過去に2回行った香港で数回高めのお店で食べたぐらいです。初回は泊まった九龍シャングリ・ラ ホテルの中華レストランで食べました。一番高いコースを注文したのですが、あまり感動しませんでした。最後に「焼きそば」が出てきたのですが、この味と麺の食感が「日清カップヌードル」にそっくりだったのには、ビックリ!「カップヌードルは世界の味なんだ!」と感動しました。今、書きながらホテルのレストランを確認していたら、なんと今はミシュランの2つ星だって!!
えー、15年前と料理人変わったんだろ!!まあ、香港にはグルメとショッピングで行ったわけじゃなく、インプラントの講習に行っただけなので、食事メインではありませんでしたからね・・・。2回目の香港行きでは有名店に行きました。四川料理のお店です。味で有名というわけじゃなく、そこでブルース・リーの映画を撮影したんだそうです。食事に関してあまり良い思いをせずに帰国し、幕張本郷からタクシーに乗って「今、香港に行って来たんだけど、あまり中華料理がおいしくなかったよ。どこかおいしい中華のお店知らない?」と何気なく聞いたら「この裏に香港飯店っていうのがあるけどね。」「ええっ?冗談でしょ。(笑)」冗談じゃなく、本当でした。

スモークサーモンの作り方 私は知りませんでしたが、けっこう有名だったようで、その半年後に友人に連れて行ってもらいました。味が良くて、高くない。それ以来、千葉での中華はこの店だけになりました。中華風刺身(シェフが自分で釣った魚の場合もありました)または前菜セット、エビチリ、酢豚または鶏のレモンソースかけ、イカのクリーム煮、麻婆豆腐、焼きそばにチャーハンがお決まりのコースでした。安くておいしいのでランチは満員。夜も予約必須です。このお店が家の近くにあるんで、新規開拓を怠っていたんですが、なんと3月26日で閉店してしまいました。オーナーシェフが65歳になることと、下働きしてくれる人が集まらないのだそうです。だいたい月に1回程度通っていたんですが、千葉で中華を食べに行けるお店が無くなってしまいました。
 そこで、友人にメールして「どこか教えて!」「都内にはあるけど、千葉は私も教えて欲しい。」彼女に教えてもらった麻布十番のお店に車を飛ばして行ってみました。教えてもらったのは系列店を複数抱えるお店でした。ここの六本木店には数回行ったことがあります。黒酢の酢豚が有名だったような・・。麻布十番のお店は広い道路に面し、場所は最高、建物もリッチ。胡弓の生演奏のある高級店でした。休日のランチセットが数種類ありました。味は大満足でしたが、遠いし、ちょっとお高め。でも、お客さんを連れて行くには最適です。家族でちょくちょく行くのはちょっと厳しいか・・・。それでも、お陰様で「中華に飢えた」状態を解消できました。 どなたか、千葉のお薦め中華料理店を教えてください。よろしくお願いします。

ひとこと その39 「代替医療」って?

 近頃「ホメオパシー」という単語を耳にする機会が多いかもしれません。 朝日新聞を読んでいる方は「ホメオパシー」という単語を御存知でしょう。ある記者が数回にわたり特集を組んで攻撃していましたからね。(笑)この記者をそれほどまでに怒らせた事件とは今年2月に山口でおきた新生児死亡事故です。助産師が新生児出血症の子供に、本来投与すべきビタミンKではなくホメオパシーの薬(レメディーと呼びます)を投与して死亡させたのです。単なる薬剤の処方ミスのように聞こえますが、そうではありません。この記事をお読みになった方は、ホメオパシーは薬をどんどん希釈して、10の24乗以上(1モルは6x10の23乗でしたよね)に希釈(薬本体が1分子も入っていない状態)しても薬効を発揮する場合があると主張していることを御存知でしょう。ただ薄めるだけじゃなく、薄めるたびに強く振る必要があります。これによって薬の「情報」を転写するのだと主張します。

<strong>ホメオパシー</strong>とは  ホメオパシーとは18世紀末にサミュエル・ハーネマンという人が自分や自分の周りの人々を人体実験して作り上げた民間療法です。ホメオパシーが成立した18世紀には、西洋医学は全く科学的ではありませんでした。瀉血という、ただ血液を抜くだけの治療法が一般的でした。あのアメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンは1799年に化膿性扁桃腺炎と医療行為として受けた瀉血により(血液を2リットル抜いたそうです)死亡したと考えられています。ハーネマンは非常に優秀な医師でした。彼は瀉血という当時一般的だった医療行為に疑問を感じ、ホメオパシーを体系化させたわけです。時代背景を考えれば、ホメオパシーの成立を非難することはできません。ただ、私が思うに、当時は二重盲検法という考え方が無く、多くの弟子や家族を使って体系化されたホメオパシー療法はまだ不完全なのだと思います。現代になって、西洋医学に対する疑問や批判を感じる医師や医療関係者により復活を遂げました。しかし、長い間、西洋医学とは違う場所に捨て置かれていたホメオパシーは18世紀にハーネマンが作った体系のままです。(現在、科学的な検証を受けていますが、まだまだ難しいようです)

気の増幅装置  ハッキリ言って、このネタを書くのは気が重いです。西洋医学を飯のタネにしている私からすれば、ホメオパシー完全否定派の日本学術会議に拍手を送るべきでしょう。しかし、このニュースレターをお読みの方は私が個人的には「代替医療が大好き」だろうと思っていることでしょう。家内の命を救ったのはステロイドの大量投与ですから「The西洋医学」です。でも、そのステロイドを止める方向を示したのは経絡をベースにしたEAVという機械です。アマルガムを取り、パラジウムを取り、徐々にステロイドの量を減らして、10年ぐらいかけてステロイドを飲む量をゼロにしました。ゼロにしないとダメなのか?という議論はやめましょう。この辺は趣味の問題と思ってもらっても良いです。(笑)
 私の文章をここまで読んできた方の中には「ステロイドの情報を転写すればいい。」と思いつく方もおいででしょう。ピンポンです。鋭いです。(笑)今回の死亡事故はそう思った、あるいは、そう信じた助産師さんが処方した薬(ビタミンK転写レメディー)が出血を止めることができなかったということです。「もしも、薬の分子が効果を発揮するならば、1分子も存在しない状態(10の24乗希釈)で効くわけがない」と考えるとおりの結果になったわけです。西洋医学がホメオパシーを強く否定する点はここにあります。

コンクール  実は私もアキュプロを導入した当初、クロルヘキシジンという消毒薬を水に転写してみようと考えていました。クロルヘキシジンはコンクールに入っています。クロルヘキシジンは過去にちょっと問題のある薬で、日本では粘膜に使用することができないのです。「コンクールはうがい薬なのに、なぜ?」と思う方は正しいです。20年ほど前に産婦人科領域でこの薬によるショックで死亡例が出ているのです。ですから、薬効はそのままで、水に転写できれば絶対に安全だろうと思ったわけです。(水や乳糖は情報を維持できると考えられています。乳糖は二重盲検法でも使うので、非常に混乱がおきます)当時の衛生士さんと私が人体実験しました。プラークを完璧に取り除き、実験スタートです。ホンモノの0.1%クロルヘキシジンを1日3回うがいに使えばほぼ完璧にプラークは抑えられます。情報を転写した水を1日3回使ってうがいしました。3日経過したころ、プラークがいっぱいついていることが自分でもわかるほどで、ダメだとハッキリしました。クロルヘキシジンのような消毒剤の転写は不可能だと思います。 代替医療(ホメオパシー、気功、鍼など)を批判する話の中には必ず「プラシーボ効果」と言う単語が出てきます。プラシーボとは「偽薬」のことで、薬の形をした無害な物質です。一般的には乳糖カプセルを使います(これは情報を転写したりしていないただの糖分です)。見た目を同じカプセルにして、中身がわからない状態で処方すれば、実験したい薬に効果があれば治療効果が上がるし、偽薬であれば良くならないであろうという前提に立つ方法が盲検法です。でも、中には「薬を飲んだつもり」だけで効果が現れる場合があります。「仁丹で病気が治った」みたいな話です。これをプラシーボ効果と言います。この、偽薬でも効いてしまう部分を西洋医学では非常に嫌います。

コンクール  薬には「情報」部分と「物質」部分があるのではないかと思います。当然、「情報80%、物質20%の薬」もあるし、「情報10%、物質90%の薬」もあると思います。もしかして、ビタミンKやクロルヘキシジンは「情報ゼロで物質100%の薬」なのかもしれませんし、気功治療や音響治療(シンギングリン)などは「情報100%だけ」なのかもしれません。ここで言う「情報」ってわかりにくいと思いますが、何も録画してない新品のビデオテープとAKB48のライブを録画したビデオテープは見た目だけでは全く違いがないと思います。これを物理的な成分検査にかけて、溶かして調べても成分は全く同じでしょう。でも、実験後、AKBファンの子供にメチャクチャ怒られるのは火を見るよりも明らかです。そこには大切な「情報」が記録されていたんですから・・・。

コンクール  クロルヘキシジンでの実験失敗後、果たしてウイスキーは転写できるのだろうかと思い、試してみました。普段はストレートで飲んでいる上等なウイスキーをペットボトルのボルビックに転写しました。転写後、栓を開け、水を口に含んでみると微かにこのウイスキーの持つ香りのようなモノを感じることができました。しかし、試しに姉に飲ませると「水じゃん!」と言って、ゴクゴクと飲んでしまいました。姉は、ああいう風に見えてアルコールが飲めません。飲むと不愉快になって、機嫌が悪くなるんだそうです。
 結局、実験失敗ということで、装置を片付けていると、なんだか姉の様子が変です。返事もそっけなく、目つきもおかしいです。後日、姉曰く、お酒を飲んだような気分だったそうです。ええっ!酔わないけど気分だけが悪くなったんですか???あれ、これって実験成功???(笑)

編集後記

前回のニュースレターで紹介したゼロサーチのセミナーが9月12日から始まりました。冒頭に、いきなり矢山先生から「先生方の中で口腔内に金属のある方はすぐに治して下さい。上手く使えないから。」と。はぁー、そうなんですか。矯正治療中の私なんかアンテナが口の中にあるようなものですからね・・・。(笑)できるだけ早く終わろうと必死ですが、急に動くもんじゃありません。あと1年ぐらい掛かってしまうんじゃないでしょうか。最初からわかっていたことではあるんですけど、成人の矯正治療はやはり大変です。でも、いくつか予想以上の効果がありました。一番のビックリは鼻呼吸が楽にできるようになったことです。ヨガ教室で鼻を片方ずつ使う呼吸法が非常に簡単になったので気付きました。家内は私が睡眠時無呼吸症候群じゃないかと疑っていたようですが、今は全く大丈夫になったようです。矯正のブラケットの厚みだけ唇を閉じにくいのですが、それが理由で口呼吸になるんじゃないかと思っていました。しかし、鼻の通りが良くなったので口呼吸はなくなりました。50過ぎてこれだけ効果があるんですから、若いうちならどれだけ有効かわかりません。矯正治療をする目的のNo.1は審美、見た目です。しかし、結果として鼻呼吸が解消することで大量の酸素を取り入れることができ、より健康な生活が一生続くことになります。10月24日の矯正セミナーは積極的に鼻呼吸を解消することを目的とする治療法のセミナーです。結果としてじゃなく、積極的に口呼吸を修正しようというスタンスです。「矯正で健康になろう!」って。口呼吸の小児の方は検討して頂いても良いのではないかと思います。
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